収入・支出の月別レポート(2025-07 〜 2026-07)
夫婦2人の家計簿(世帯全体)から、13ヶ月分の収入・支出を月別・カテゴリ別に集計しました。全月で明細合計が MoneyForward のサマリと一致しています。金額は世帯合計で、携帯2回線やジム会費などは夫婦2人分を含みます。
金額は各取引の計算対象のみを集計し、振替(口座間移動)は除外しています。2025-07 は連携開始の 07/12 から、2026-07 は 07/11 時点のため、この2ヶ月は部分月です。関連: 資産の月別推移。
① 13ヶ月の累計収支は +440万円。資産の増加(+410万円)とおおむね整合します。② 2025-11 の収入 331万円という突出した1ヶ月が黒字の主因(通常月の収入は約45〜47万円)。③ 支出の最大は住宅(家賃)で累計216万円、次いで特別な支出・家族用の食費/交際費。
収入と支出の月次推移
通常月の収入は45〜47万円で安定し、2025-10・11、2026-04に大きな入金があります。支出は月50〜65万円の幅で、収入の少ない通常月は赤字になりやすい構造です。
支出だけを同じ縮尺で見ると、月ごとの変動がはっきりします(下図)。住宅費が毎月の土台で、特別な支出のある月(2025-08・09、2026-05 など)が跳ねています。
月次サマリ表
各月の収入・支出・収支です。収支の符号は色で示しています。
| 月 | 収入 | 支出 | 収支 |
|---|---|---|---|
| 合計 | 10,573,796 | 6,172,811 | +4,400,985 |
固定費と変動費
支出を固定費(毎月ほぼ定額で発生する契約・定期支出)と変動費(月ごとに増減する裁量・不定期支出)に分けました。13ヶ月累計では固定費が54.3%を占めます。固定費は一度見直すと削減効果が毎月続く一方、変動費は月ごとにコントロールしやすいのが特徴です。
固定費・変動費それぞれに含まれる大項目と累計です。固定費の大半は住宅、変動費の最大は特別な支出と用途不明の現金・カードです。
| 固定費の内訳 | 累計 |
|---|---|
| 住宅 | 2,159,560 |
| 食費・交際費(家族) | 860,000 |
| 健康・医療 | 148,846 |
| 水道・光熱費 | 109,332 |
| 通信費 | 39,416 |
| 教養・教育 | 21,149 |
| サブスク | 15,360 |
| 固定費 合計 | 3,353,663 |
| 変動費の内訳 | 累計 |
|---|---|
| 特別な支出 | 921,997 |
| 現金・カード | 541,845 |
| 交通費 | 339,000 |
| 衣服・美容 | 242,618 |
| 食費 | 231,391 |
| 日用品 | 141,394 |
| 未分類 | 141,580 |
| 趣味・娯楽 | 124,727 |
| 交際費 | 84,732 |
| 自動車 | 42,273 |
| その他 | 7,591 |
| 変動費 合計 | 2,819,148 |
分類の考え方: 住宅・家族への定期送金・健康医療の定額・水道光熱・通信・教養(定額分)・サブスク(YouTube Premium)を固定費とし、それ以外の裁量的/不定期な支出を変動費としています。携帯代(楽天モバイル+日本通信)は通信費、YouTube Premium はサブスクとして、元は「現金・カード」の楽天カード自払いに含まれていた定額分を再分類済みです。「現金・カード」の残りは PayPay チャージ経由の裁量的支出(大半が食費)+その他の楽天カード利用のため変動費です(内訳は下記「現金・カードの正体」節)。
固定費の内訳(詳細)
固定費 335万円が「何に」使われているかを、取引明細(transactions-daily.csv)の中項目・主な内容まで分解しました。住宅が固定費の64%を占め、残りは家族への定期送金が中心です。「健康・医療」の実体はフィットネス(ジム)の月会費、「教養・教育」の定額分はAmazonプライム会費、「通信費」は楽天モバイル+日本通信、「サブスク」はYouTube Premiumです(通信費・サブスクは元々「現金・カード」の楽天カード自払いに含まれていた分を再分類)。
| 大項目 / 内訳 | 累計 | 構成比 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 住宅 | 2,159,560 | 64.4% | 直近 214,495 円/月 |
| 家賃・地代 | 2,159,560 | — | SMBC 口座振替(インサイト)・管理会社(DF.チンリョウトウ) |
| 食費・交際費(家族) | 860,000 | 25.6% | 直近 60,000 円/月の定期送金 |
| 振込 クリタ ユウキ | 860,000 | — | 家族への定期送金(交際費 80万+食費 6万) |
| 健康・医療 | 148,846 | 4.4% | フィットネス月会費が中心 |
| フィットネス | 134,816 | — | スナップフィットネス 月会費。直近は夫婦2名分 約18,260円/月(各約9,130円) |
| 医療費 | 7,240 | — | 眼科・クリニックなど不定期 |
| 薬 | 6,790 | — | 経堂みどり薬局 ほか |
| 水道・光熱費 | 109,332 | 3.3% | 電気が大半 |
| 電気代 | 77,886 | — | オクトパスエナジー ほか(月により変動) |
| 水道代 | 20,027 | — | 東京都水道局(2ヶ月ごと) |
| ガス・灯油代 | 11,419 | — | — |
| 通信費 | 39,416 | 1.2% | 夫婦それぞれの携帯 2 回線(計 約 3,273 円/月) |
| 携帯電話(楽天モバイル) | 約2,181/月 | — | 夫婦のうち1回線。楽天カード自払いから再分類 |
| 携帯電話(日本通信) | 約1,092/月 | — | 夫婦のうち1回線。楽天カード自払いから再分類 |
| その他通信費 | 140 | — | Coke ON Pay など |
| 教養・教育 | 21,149 | 0.6% | ほぼサブスク |
| 書籍・サブスク | 21,149 | — | Amazonプライム会費(600 円/月)+電子書籍 |
| サブスク | 15,360 | 0.5% | YouTube Premium 1,280 円/月 |
| YouTube Premium | 1,280/月 | — | 楽天カード自払いから再分類 |
| 固定費 合計 | 3,353,663 | 100% |
MoneyForward の自動分類と実際の使途が異なる点を補正しています。
- 携帯代・サブスクは再分類済み(数値に反映)。「現金・カード」の「自払 ラクテンカードサービス」に紛れていた定額分を、楽天モバイル 約2,181円+日本通信 約1,092円=約3,273円/月を通信費へ、YouTube Premium 1,280円/月をサブスクへ、連携のある12ヶ月に定額計上しました(合計 54,636円を現金・カードから移動)。
- 交通費の新幹線(スマートEX)分 累計 183,730円は会社補助で実質自己負担ではありません(交通費の数値はそのまま)。交通費 339,000円のうち実質負担はモバイルSuica 155,000円が中心です。
固定費の改善点
- 住宅(累計216万・直近21.4万/月)が固定費の64%。通常月の収入(約45〜47万円)の半分近くを占めます。更新時の家賃交渉、より安い住居への住み替え、購入との比較が最大のレバー。1万円下げるだけで年12万円の効果。
- 食費・交際費(家族)(累計86万・直近6万/月の定期送金)。2025-10・12は16万円と倍増しており、送金の金額・頻度のルールを決めると平準化できます。
- 健康・医療(累計14.9万)の中心はフィットネス月会費(スナップフィットネス)で、直近は夫婦2名分の約18,260円/月(各約9,130円)。二重請求ではなく2人分です。各自の利用頻度が会費に見合うかを点検。医療費・薬は不定期で小額。
- 教養・教育の定額分はAmazonプライム会費(600円/月)。他の未使用サブスクがないかまとめて棚卸しすると効果的。
- 通信費 39,416円=夫婦それぞれの携帯 約3,273円/月(楽天モバイル+日本通信)と2人分でも既に格安水準。各回線のプランが本人の使い方(データ量・通話)に合っているかを点検。サブスク(YouTube Premium 1,280円/月)も含め、使用頻度に見合うか定期チェックを。
変動費の改善点
- 現金・カード(累計54.2万・月平均約4.5万)は正体が判明=PayPay チャージ 506,128円+その他の楽天カード利用 35,717円(携帯+YouTube Premium の定額 54,636円は通信費・サブスクへ再分類済み)。PayPay 側の実支払いは約64%が食費(コンビニ・社食・外食・スーパー・送金)でした(「現金・カードの正体」節参照)。用途不明ではなく日常の食費が中心なので、コンビニ・外食の頻度を意識するのが削減の近道です。
- 特別な支出(累計92万)は転居・家電などの一時費用で、赤字月の主因。毎月予算とは別に「特別費」を年間で積み立てておくと、単月の赤字を防げます。
- 交通費(累計34万)のうち新幹線(スマートEX)18.4万は会社補助で実質負担なし。実質はモバイルSuica(15.5万)中心で、優先度は低め。
- 衣服・美容(23万)・食費(23万)などの裁量的支出は、月あたりの上限額を決めると使いすぎを防げます。
「現金・カード」(累計 541,845円)の正体 — PayPay 明細で用途を解明
変動費で最大の「用途不明」だった現金・カードを、取引明細とPayPay の取引履歴で分解しました。中身は ① PayPay へのチャージ 506,128円(91件)と② その他の楽天カード利用 35,717円です。楽天カード自払い(累計 90,353円)のうち定額サブスク 54,636円(携帯+YouTube Premium)は通信費・サブスクへ再分類済みで、残りがここに含まれます。①のチャージ後に PayPay で実際に何を買ったかが、PayPay 明細から分かります。
PayPay 明細の「チャージ」(銀行等→PayPay の入金、累計 531,128円)は資金移動なので支出には数えていません。支出として集計するのは PayPay での実支払い(支払い 479,623円+送金 155,905円+請求書払い 27,717円=663,245円)だけです。MoneyForward 側はチャージ時点で「現金・カード」に計上済みのため、現金・カードの集計は 541,845円(元の 596,481円から携帯・YouTube の定額 54,636円を通信費・サブスクへ移動)、この節は「その中身」を示す内訳です(二重計上なし)。
PayPay 実支払いの月次内訳(支払い・送金・請求書払い)
送金(他者への「送った金額」)は基本的に食事代として食費に区分しています。月ごとの PayPay 実支払いは3〜8万円で、支払い(店舗決済)が主、送金が食費として上乗せされる構造です。
用途の推定カテゴリ(PayPay 実支払い 663,245円)
店舗名(取引先)から用途を推定して分類しました。食費系(送金・外食・コンビニ・スーパー・社食・飲料)の合計は 422,828円で、PayPay 実支払いの約64%。「現金・カード」の正体は大半が日々の食費だったことが分かります。
| 推定カテゴリ | 件数 | 金額 |
|---|---|---|
| 実支払い 合計 | 1,131 | 663,245 |
| 主な支払い先(店舗)TOP12 | 金額 |
|---|---|
| ファミリーマート 食費/コンビニ | 58,194 |
| スギ薬局グループ 日用品・ドラッグ | 34,970 |
| 東京ディズニーリゾート 娯楽 | 29,600 |
| Odakyu OX 食費/スーパー | 29,591 |
| 社内カフェテリア(LINEヤフー) 食費/社食 | 25,036 |
| セブン-イレブン 食費/コンビニ | 19,507 |
| ユニクロ 衣服 | 17,570 |
| 魚金グループ 食費/外食 | 16,118 |
| Coke ON(自販機) 食費/飲料 | 16,080 |
| 中央フードサービス 食費/スーパー | 15,556 |
| ミスタードーナツ 食費/外食 | 14,833 |
| ルミネ 衣服 | 14,471 |
MoneyForward 側のチャージ計上 506,128円と、PayPay 明細のチャージ入金 531,128円には約2.5万円の差があります(連携タイミング・期末残高のずれ)。また PayPay 実支払い 663,245円がチャージ額より大きいのは、チャージ以外に受け取った金額(93,930円)・ポイント/残高獲得(20,718円)・期首残高も原資になっているためです。PayPay 明細の対象は 2025/07/13〜2026/07/11(MoneyForward は 07/12〜)で、期間もわずかに異なります。いずれも支出合計(6,172,811円)には影響しません。
支出の内訳(13ヶ月の累計)
何にお金を使ったかを大項目で合計し、多い順に並べました。住宅・特別な支出・食費・交際費(家族)の上位3つで支出の約64%を占めます。「食費・交際費(家族)」は「振込 クリタ ユウキ」を家族用の食費兼交際費として集計したものです。
固定費の中心は住宅(直近は月 214,495円)。次いで家族用の食費・交際費(振込 クリタ ユウキ、直近は月 60,000円)と特別な支出が支出の柱です。特別な支出は転居費用や家電で月ごとの振れが大きく、赤字月の主因になっています。日常費(食費・日用品・水道光熱)は合計しても月数万円規模で、支出全体への影響は限定的です。
カテゴリ × 月の明細
大項目別の月次金額です(横スクロール可)。0円の月は空欄にしています。
集計の方法(再現手順)
MoneyForward ME の家計簿(/cf)を月ごとに開き、明細テーブルの各取引について「金額」と「大項目」を集計。プラスを収入、マイナスを支出とし、大項目が空(=振替)の行を除外しています。この規則で全13ヶ月の集計値が MoneyForward 表示のサマリ(当月収入・当月支出)と円単位で一致することを確認済みです。カテゴリ別合計の総和も総支出 6,172,811円 と一致します。収入の内訳は大部分が「収入」大項目で、一部の月に「未分類」の入金(例: 2025-11 に 273,733円)が含まれます。なお「振込 クリタ ユウキ」は家族用の食費兼交際費として「食費・交際費(家族)」に独立分類しています(元は交際費、2026-07 のみ食費に計上されていた 60,000円 もここへ移動)。この再分類は支出合計を変えません。